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【幼稚園・保育園・認定こども園】違いは?
2021年6月29日

こんにちは、EIZINです。
今日は小さなお子様がいらっしゃるご家庭向けに
幼稚園、保育園、認定こども園の違いについてお話ししたいと思います。

皆様はこの3つの違いについてどのくらいご存知でしょうか。

以前は共働き家庭は保育園のイメージがありましたが今は幼稚園も保護者の就労に合わせ
延長保育があったり、
幼稚園と保育園の両方の要素を備えた認定こども園もあります。
それぞれの違いを知っておくと家庭の状況に合う園選びに役立ちます。

幼稚園とは
幼稚園は「教育施設」です。
3歳児から就学前までの幼児が、全国どこでも共通の「幼稚園教育要領」(文部省告示)に基づく
教育が受けられる「学校」とされており誰でも利用できます。

幼稚園の先生は、専門家としての「幼稚園教諭免許」を取得した「教諭」です。

備えなければならない施設基準の中には、「運動場」があり子供たちがのびのびと過ごすことができそうですね!
夏休みや冬休みなど長期休みがあるのが特徴です。
14時頃に帰るところが多く、ママが働きにくいイメージがありますが
最近では延長保育をしてくれたり、降園後そのまま園内で英語や体操などの習い事に参加できる園もあり
働くママも安心して幼稚園に通わせられます。

保育園とは
保育園は「預かり施設」です。
保護者の就労などを理由に保育を必要とする0歳から就学前の児童を預かることを目的としています。

保育園の先生は国家資格である「保育士資格」を持った保育士です。

備えなければならない施設基準の中には、「調理室」があり給食が提供されるので
朝の忙しい時間にお弁当を作らなくていいので助かりますね!
0歳から預けられる点や保育時間が原則8時間以上、場合によっては延長も可能と
フルタイムで働くママにとっては非常に便利な施設です。
夏休みなどの長期休みはありません。

認定こども園とは
幼稚園と保育園の両方の良さを併せ持ち、教育・保育を一体的におこなう施設です。
0歳から就学前の児童まで、保護者が働いている・いないに関わらず利用でき、預かり時間が長いのが特徴です。
認定こども園は3つの区分に分けて保育認定を受けてから利用します。
子どもの年齢が満3歳~5歳の場合1号認定2号認定に、満0歳~3歳は3号認定に分かれており
1号認定は「幼稚園」、2号・3号認定は「保育園」に分類され料金や長期休暇の扱いが変わります。

認定こども園の先生は「幼稚園型」「保育園型」「幼保連携型」「地方裁量型」のパターンや
担当するクラスにより必要な資格は異なります。
幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持った先生がいらっしゃる場合もあります。

備えなければならない施設基準の中には「屋外遊戯場」があり、給食の提供は義務となっています。
夏休みなどの長期休暇は幼稚園扱いの1号認定の園児はあります。
2号・3号認定は1号認定とは違い、「保育園」に該当するため長期休みがなく、
共働きをするご家庭にとってはありがたい制度です。
認定こども園の数はまだまだ少ないのが現状ですが働くママが安心して利用できたり、
途中で働けなくなった場合も転園させることなく利用できるのでいいですね!

いかがでしたか?
子どもを預ける場所といった点では共通していますが入園条件や制度が違ったり、
自分たちが通っていた頃とは随分変わっていて複雑なところもあります。
ご自身の家庭の方針や状況によってどこに預けたいか、じっくり検討してみてくださいね!